●品種特性 果皮は紫黒色で甘みが強く酸味が少なく渋みが少ないのが特徴です。
味は巨峰に似ていますが巨峰より一回り大きくて栽培しやすい品種です。
家庭栽培におすすめしたい今人気の品種です。
ピオーネは「巨峰」と「カノンホール」との交配種です。
ジベレリン処理でタネなしになります。
1本で結実します。
収穫時期:8月下旬〜9月上旬 ●用途・性質 ・用途:庭植え、鉢植え ・樹高:ツル性 ・性状:落葉高木 ・耐寒性:強 ・耐暑性:強 ・耐陰性:半日程度の陽射しが必要 ・学名:Vitisspp ・別名:アメリカヤマボウシ ・原産地:園芸種 ・科名:ブドウ科 ・属名:ブドウ属 ●育て方の目安 初春 春 初夏 夏 秋 晩秋 冬 ・購入期 ・植え場所 半日程度の陽射しが必要 ・収穫 ・剪定 ・肥料・庭 ・肥料・鉢 ●難易度 初級者 3枚目の写真がお届け苗例です。
商品が植物という特性上、季節によって大きさや色合いが違う場合がございます。
輸送中に若干葉痛みする場合がございますが成長には問題ありません。
以上ご了承下さい。
なお、輸送中の転倒事故はご連絡下さい。
●苗が届いたら ●庭植(植え場所:日陰〜半日日陰) 必ずしっかり転地返しを行い、土が固くしまっている場合は培養土を混ぜて下さい。
排水が悪い場合は、うねを立てるか溝を掘り排水をよくして下さい。
直径50深さ50の穴をほり堀上げた土と市販の土を混ぜて埋め戻して下さい。
注意として台木から芽が出てしまうので接ぎ木部分は植え込まないようにして下さい。
その後、支柱を立て幹を縛りつけ倒れないようして下さい。
おすすめ培養土はこちら>>GO ●鉢植え(置き場所:日陰〜半日日陰) 排水の良い市販の配合培養土を使用して、お届けポットサイズより3回り大きな鉢に植え込んで下さい。
その後、支柱を立て幹を縛りつけ倒れないようして下さい。
おすすめ培養土はこちら>>GO ●肥料 一株に対し、大さじ2杯が目安です。
液肥との併用は禁物。
おすすめ肥料はこちら>>GO ●水やり 庭植えは夏場で約5日間、冬場で約3日間たっぷり与えて下さい。
(注意、夕方は与えないで下さい) ●その後の管理 ●基礎知識 ブドウの花や果房のつき方は、前年に伸びた枝のわき芽から新しい枝が伸びます。
花はこの新しい枝の付けねから数えて4〜6節の葉の付け根の茎に花、果房と付きます。
この前年に伸びた枝の伸び具合を観察しながら、芽かきをし、摘房や摘粒を適切に行なうことが育て方のコツです。
成らせ過ぎは大きな実が収穫できないのと同時に樹が弱ってしまいますので芽かきを行います。
春の芽かきは、5月〜6月行ないます。
5月になると花穂が出て来ます。
果粒を大きくするためには、開花直前からハサミを使ってふさを切り込み、ふさ作りをします。
また、結実が確認できたら、1ふさ の果粒数を調整します。
残す果粒の数は、品種によって異なりますが、巨峰やピオーネのような大粒品種では30〜35粒、中粒で60〜70粒、小粒で90〜100粒ぐらいになります。
たくさん収穫したい気持ちはわかりますが、果実のならせすぎは、果実品質や樹勢の低下を招くので、思い切って摘房、摘粒を行ないましょう。
●水やり 庭植:基本的には与える必要はありません。
夏場日照りが続く場合は与えて下さい。
鉢植え:乾燥には強いですが、表面の土が白く乾いたらたっぷり与えて下さい。
●肥料(↑育て方の目安参照) 庭植、鉢植えともに一株あたり約10〜15g与えて下さい。
※肥料は与えすぎると葉ばかりが茂り花咲きが悪くなります。
少し痩せてるぐらいの方が病気にもかかりにくく良いです。
その後の肥料の量は皆さんの経験をもとに検討して下さい。
●仕立て、剪定 ブドウはツル性ですのでどのようにでも仕立てられます。
ぶどう棚やフェンスにからめたりして仕立てます。
選定は古い枝や生長を妨げる枝など、不要な枝を切ります。
残した枝についても樹勢を抑えるために、先端を切り詰めます。
樹勢が強くなりすぎると枝や葉に栄養がとられ果実が小さくなってしまいます。
枝を切り詰める長さは樹勢の強い品種(巨砲など)は7〜8芽残して選定します。
また樹勢の弱い品種(マスカットなど)は2〜3芽残して選定します。
剪定が終わったら棚やフェンスに誘引します。
●鉢上げ 2〜3年に一度は鉢上げを行って下さい。
2〜3回り大きな鉢に上げて下さい。
鉢で楽しむことは限界がございます。
ある程度の大きさになったら庭植えしていただくことをオススメします。
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